巫女 バイト 助勤

巫女助勤=巫女バイト

巫女バイトの求人を探していると、「巫女助勤」という言葉に多く目にすると思います。この巫女助勤とは何か?実は、これは巫女バイトの正しい呼び名なのです。

 

正確には、神社の正職員である常勤の巫女に対して、年末年始・お正月などの繁忙期のみ臨時で入る巫女(=つまりは巫女バイト)のことを助勤巫女と言います。

 

そのため、神社から出される巫女バイトの求人情報のほとんどに「助勤」とかかれているのです。
また、神社では、巫女のお仕事のことを「ご奉仕」と呼びます。あくまでも、巫女の役割は神様へご奉仕することなので、神社では「仕事」や「アルバイト」とはあまり言わないようです。

 

年末年始・正月の巫女助勤

助勤巫女は、主に年末年始に向けて募集されます。というのも、みなさんご存知の通り、年末年始・お正月はたくさんの参拝客が神社に来るので、1年の中でも最も忙しいであるからです。
 年末年始・お正月の巫女の助勤の役割は、主に参拝客へお守りやお札、絵馬、おみくじなどの販売です。長時間売り場で接客することになるので、意外に体力がいる仕事ですし、お守りなどを販売する際に簡単な暗算をする必要があるので、少しではありますが頭も使うお仕事です。
また、忘れてはいけないのが寒さ対策です。特に、年末年始の巫女助勤では深夜から早朝にかけて勤務することもあるので、ある程度自分で寒さ対策をしておく必要があります。神社によっては、売り場に暖房を設置してくれたりするところもありますが、例えば下にヒートテックのシャツを着たり、ホッカイロを張るなどして自分で防寒対策もしっかり行うことが大切です。

結婚式の巫女助勤

年末年始・お正月の助勤巫女の他には、神前挙式をする際の助勤巫女(=挙式巫女)があります。こちらは年末年始・お正月の助勤巫女にくらべ、求人はかなり少ないですが、結婚式が多い神社では、休日・祝日だけの助勤を募集していることがあります。挙式巫女の役割は、挙式の準備・片づけから結婚式の進行、そして式中の巫女舞の披露など多岐に渡ります。

 

勤務日は結婚式がある日となるため、主に土日・祝日が多くなります。挙式巫女の特徴は、年末年始の助勤巫女とは違い、1生に1度の結婚式にてご奉仕するところにあり、それだけにめったに得られない経験と非常に大きなやりがいを得ることができます。もちろん失敗は許されませんが、巫女としての振る舞いや礼法、そして巫女舞の稽古は神社側からつけてもらえることがほとんどなので安心です。